オール電化は本当にお得なのか?デメリット考察記事②
オール電化のデメリット考察記事の第2弾です。
前回記事はこちら
エコキュートの水は飲めるのか?
余談みたいな話から入っていきます。
某ハウスメーカーの営業さんで、地震が起こった緊急時、エコキュートの貯めてある水は、飲むことができるとメリットのように言っていましたが、「そんなこと言って大丈夫なのかなぁ?」っと、非常に疑問に思いました。
後で調べてみたところ、やっぱり、飲用は避けるようにエコキュートのメーカーホームページに、書いてありました。
※パナソニックの方には、「もし飲むなら煮沸してね」っというようなことが書いてありました。
エコキュートの水を飲まない方が良い理由
一度、貯めているので衛生的に良くないのと、一度暖めた後のお湯なので、水道とは異なり、消毒の効果が少なくなっているので雑菌が繁殖しやすいらしいです。
貯めたお湯は、震災時、生活用水(例えばトイレを流す水)としては、役立ちそうですけどね。
エコキュートは停電時もお湯は、暖かいというのは、本当か?
エコキュートの家に住んでいる人から聞いた話なのですが、今年、台風の影響で停電したときに、「お風呂のお湯を確認したが、ぬるかった」と言っていました。
停電してからどれぐらいの時間が経過した後の話かまでは、聞いていませんが、停電時もお湯が暖かいという営業トークは、鵜呑みにしない方が良さそうな感じですね。
IHコンロは安全なのか?
続いてIHコンロの話です。
IHコンロは、火を使わない分、安全と言えます。ただし、少し、注意が必要なのは、IHコンロの表面は、熱くなるため、調理後、手を触れてしまうとやけどの恐れがあります。見た目では、分からないので注意が必要です。
IHコンロで調理したご飯って美味しいの!?
ガスの調理に慣れているのでIHコンロを導入するのに、ためらう気持ちがありますが、IHコンロの場合、調理時の温度設定がきめ細やかにできるみたいですよ。何度で何分間のタイマーをする的な。
デメリットとしては、ガスで火を使った方が、なんだか美味しそうな気がするのと、IH対応の鍋やフライパンを新たに用意する必要があるということですかね。
料理好きの人からすれば、火が見えた方が、調理している感があって良いという意見もあるようですよ。IHだと基本的に、焦げ目を付けたり、フライパンを振ったりできないですし。(IHコンロは、熱源から離れると調理ができないため。)
停電時に食べ物を調理することができない
停電したときにあんまり火使いたくないですけどねー。
まー、電気って普及が一番早いって言うし、よっぽど大丈夫だとは思いますが…
オール電化は本当にお得なのか?
ようやく、記事の本題に入ります(笑)
オール電化を導入する場合、大容量のお湯を安い電気代で沸かすために、深夜の電気料金を安いプランにして、夜にお湯を沸かすと前回の記事で書きましたが、実はここに落とし穴があります。
深夜電気料金が安くなる反面、昼間の電気料金は通常より高くなってしまうのです。
昼間に電気を多く使う家庭だと、電気料金が、かえって高くなる場合があるようです。
また、電気代は近年、上昇傾向です。
今後、さらに電気代がどんどん高くなっていくとしたら、ガスと併用した方が、実は、トータルの光熱費が安かったという可能性も出てきそうですね。
オール電化の一番のデメリット
電気代のことも大切ですが、それ以上に気にしなければならないオール電化の最大のデメリット!
それは、ずばりガスを導入しないことではないかと思います。
設備としてガスを導入しないということは、多様性を失うことです。ガス+電気から電気一本にすることは、比較的容易ですが、電気のみの家で新たにガス管を引くとなれば、結構大変です。
家を建てるときに設備として、ガスを組み込んでおいた方が、将来の選択肢を高める選択になるんではないかなぁと思います。
記事は以上です。