子育てに悩む全てのパパ、ママに捧げたい!黒い心理術です!
言うことを聞かない子どもに黒い心理術を!
「人たらし」のブラック心理術 初対面で100%好感を持たせる方法 (だいわ文庫) [ 内藤誼人 ]
言うなれば、この本のエッセンスを子育て版に応用したものが今回の記事という訳です。
子どもが言うことを聞いてくれないと辛いですよね…
びびも元気過ぎる子どもに手を焼いている親の1人であり、日々、子育てに奮闘しています。
だからこそ、子どもが言うことを聞いてくれない辛さは、人一倍分かっているつもりです。
この記事が、少しでも、同じ悩みを持つ人のお役立てば幸いです。
黒い心理術に入る前に…
少し話題は逸れますが、黒い心理術の話に入る前に、次の2つのシュチュエーションを想像してみてください。
ケース1 上司からの一言
職場で上司があなたに対し、「この書類のコピーを取っておけ!」と言ったとします。
あなたは、どういう気持ちになるでしょうか?
恐らく、「なんで命令口調なの?」「そんな口調で言われるならコピーする気が失せる」と思うのではないでしょうか。
お節介なことに、「もう少し、上手な言葉使いをすれば良いのに」と思ったりするかもしれません。
続いてのケースも想像力を働かせてください。
ケース2 配偶者(夫もしくは、妻)からの一言
ダイニングで一言、「おーい!お茶!」(お茶を持って来いの意味)
伊藤園では、ありませんよ?(笑)
まー、こんな事、言われたら『自分で持って来なよ』っと言いたくなりますよね。
びびは、なりませんけど(嘘)
2つのシュチュエーションから分かること
ケース1とケース2に共通するのは、どちらも命令口調ということです。
命令された人の目線で考えれば、命令口調は、人を動かすのに適していないことが分かると思います。
それでは次のケースはどうでしょうか。
ケース3 言うことを聞かない子どもに一言
・静かにしなさい
・じっとしなさい
・危ないから止めなさい
・勉強しなさい
『子どもを教育すると言う名目』で、知らず知らずのうちに上のようなフレーズを言っていませんか?
あー、よく言っちゃうやつだねー
でも、言ったとしても、子どもは、全然言うことを聞いてくれないんだよねー
子どもは、大人が思っている以上に大人の言葉を理解しています。
成長して自我がはっきりしている子どもであればあるほど、命令口調は、逆効果なのです。
命令口調は人を動かすのに不適当!しつけのつもりでも命令口調はNG!!
この子のために言っているから命令口調でもセーフなんてことは、ないからね。
いくら、子どものために言おうが、子どもに伝わらないし、反発しか生まれないと思うわ。
じゃあ、どうすれば子どもに言うことを聞いてもらえるのか?
まずは、子どもが言うことを聞かない原因を考えてみましょう✨
子どもが言うことを聞かない原因
子どもが言うことを聞かなかったり、やんちゃな行動を起こす原因は大きく3つに分類されると思います。
1 親に注目されたい
2 親の真似をしたい
3 好奇心を満たしたい
つまり、これらの3つの欲求を満たしてあげれば、子どもに言うことを聞いてもらいやすくなるというわけです。
1 親に注目されたい
そう、そんなときは、子どもと、しっかり向き合う時間を設ける
コレが凄く大事です!
日々、子育てをしていると、子どもの相手をするよりも、スマホやテレビをゆっくり見て、自分の時間を持ちたいという衝動に駆られるかと思います!
ですが、子どもからすれば、親に注目してもらいたいので、かまってもらうためにイタズラをしたりして言うことが聞いてもらえないような気がします。
命令口調は逆効果?
親の注目を引こうとしている子どもに対し、『イタズラは、やめなさい』と命令口調で言うことは、逆効果ですし、子どもからすれば、ある意味願ったり叶ったりな状態と言えます。
1度、親の注意を引けると分かった子どもは、2度、3度と同じ行動を繰り返してしまうのも当然です。だって、目的である親の注意を引くことができるのですから!
親の立場からすれば、「イタズラ等の問題行動をしないで素直に言うことを聞いて欲しい」と考えるのですが、原因を取り除かない限り、子どもは、なかなか言うことを聞いてくれません。
子どもに素直に言うことを聞いてもらうためにも、しっかり子どもと向き合う時間を設けるのが良いと思います。
例)一緒に公園や児童館に行く、一緒に歌を歌う、一緒にダンスを踊る、絵本を読み聞かせをする、一緒に積み木をする等
2 親の真似をしたい
親の真似をして一人で色々な事をしたがる
子どもはとにかく親の真似をするのが大好きです。
それに対し、時間がないとかいった理由で中断しようとすると、子どもは駄々をこねたり、怒ったりします。
ですから、極力、子どもが何かをしたいと思っている場合は、親と同じ行動を取らせて、「みんなと一緒だねー」と声を掛けて挙げてみてください。
子どもは、欲求が満たされて少しは、大人しくなるような気がします。
3 好奇心を満たしたい
子どもの好奇心が強い理由
大人からすれば『どうでも良い』と思うようなことに子どもは興味を持ちます。
例えば、『散歩』の例をひとつ取っても、子どもからすれば興味があることがいっぱいのようで、ふらふら寄り道しながらの散歩になります。
なぜか?
それは、『未知』の物がいっぱいで新鮮だからです。
大人からすれば、なんの変哲もないただの『道』だったとしても、子どもからすれば、よく分からない『未知』の物に感じられからです!!!
大人は、成長する過程で無意識のうちに、必要な情報と、不必要な情報を取捨選択する能力が備わっているので、散歩していも、目的の道に向かって進もうとしますが、小さい子どもは、『道』を『道』と認識せず、『道』も『草』も『石ころ』も平等に興味がある対象になりうるのです!
そんな、子どもの好奇心を満たす方法は…
ここで子どもが好奇心を満たすとっておきの方法をお伝えします。
それは、あなたも一緒に子どもが好奇心を感じる世界を一緒に楽しむことです。
一緒に楽しんじゃおう!
子どもは、大人が日常で認識することを止めてしまった『木の枝』や、『石ころ』に全力で向き合います。
実は、それって、大人だけでは認識することができない、とっておきの経験なので、ぜひ家族みんなで楽しんじゃってください(^_^)b
私たちが感じることができない子どもにしか味わえない感性を一緒に楽しめば、子どもも素直になること間違いなし!?
子どもに命令口調は使わない
→命令口調は、人を動かすのには不適切
①子どもは、親に注目してもらいたい
→しっかり注目して、子どもとの時間を設けてみる
②子どもは、親の真似をしたい
→なるべく、中断せず、親と同じ行動を取らせてあげる
③子どもは、好奇心を満たしたい
→子どもと一緒に新鮮な目線で物事を楽しんじゃいましょう
おわりの言葉
『言うことを聞かない子どもに黒い心理術を!』っというヤバいタイトルで始まりましたが、これは、子どもに言うことを聞かせるために何かを強制するという意味では、ありません。
本当の意味での黒い心理術とは、『子どもの心を読み取り、親の方が行動を変えることで、子どもの行動をこっそり変化させてしまいましょう』というものです。
子どもだって1つの人格を持った人間
びびも、子育てしながらつくづく感じるのですが、まだ子どもと思っていても1つの人格を持った人間であり、親の思い通りの行動をさせることは難しい存在です。
それに比べて、自分を変えるというのは、子どもを行動を変えることに比べれば簡単です。
まず、変えることが比較的、容易な自分自身を変えてみる!
子どもへの接し方を変えると、不思議と子どもの反応も違ったものになります。
子どもの欲求は満たされば、親の言うことも少しは聞いてくれるようになるはずです!
騙されたと思って試してみてください
(*´ー`*)
記事を最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回予告
『今、読んだ記事では、ぬるすぎる!』
『うちの子はこんなんじゃ全然言うことを聞いてくれないよ!』
『もっと実践的な方法を教えてくれっ』という人のために、次回は、とっておきの子育て方法を教えちゃいます。
お楽しみに~♪
よければ、皆様が実践している『おすすめの子育て方法』をコメント欄もしくは、Twitterでお聞かせください!(*^_^*)